本日から、和歌山で開催されている第37回日本整形外科超音波学会に参加しています。毎年欠かさず参加している学会で、今年も新しい知見を得るべく足を運びました。

この学会の特徴は、単に超音波技術の使い方を学ぶ場にとどまらないことです。「できるだけ手術に頼らない治療法を追求する」という姿勢を、整形外科医と理学療法士が対等な立場で議論し合える、貴重な文化が根づいています。保存療法の可能性を、職種の垣根を越えて探究できる場は、そう多くはありません。

超音波検査そのものについても、筋肉や腱、靭帯などの状態をリアルタイムで確認できるという技術的な価値はもちろん大きいのですが、それ以上に大切なのは、得られた情報をどう臨床の現場に落とし込むかという視点だと、あらためて感じました。

当院では、痛みが出ている場所をそのまま原因と決めつけるのではなく、全身を総合的に評価することを大切にしています。理学療法士と鍼灸師、両方の視点にエコー検査を組み合わせることで、より精度の高い評価と施術を実現できると考えています。