今回は「モートン病」についてご紹介します。
モートン病は、足の指へ向かう神経が圧迫されることで起こる症状です。特に足の中指と薬指の間でよく見られ、歩くときに指の付け根が痛む、足の裏にしびれを感じる、小石を踏んでいるような違和感がある、といった症状が特徴です。中年の女性やハイヒールをよく履く方に多く見られます。
つま先の細い靴やハイヒールによる前足部への負担、足の横のアーチ(開張足)の低下、外反母趾、長時間の立ち仕事やランニングなどが発症の背景にあります。横のアーチが崩れることで骨と骨の間隔が狭くなり、その間を通る神経が繰り返し圧迫されることで、症状が現れるようになります。
当院ではカスタムメイドのインソールによるアプローチをご紹介しています。インソールは神経そのものを直接治療するわけではありませんが、横のアーチをしっかりと支えることで、歩行時に前足部へ集中する圧力を分散させ、神経への負担を軽減できる可能性があります。お一人おひとりの足の形や歩き方に合わせてインソールを作ることで、足の過度な倒れ込みや荷重のかたよりを整え、再発の予防にもつなげていきます。